植民地になったことがない国はとても珍しいらしい。
植民地になったことのない国は
ヨーロッパだと大英帝国、ドイツ、スペイン、ポルトガル、イタリア、ロシア帝国(ソ連)、その他北欧諸国など。
アジアだと日本、タイあたりだけらしい。
実は日本というのは、かなり珍しい国なのだ。
何故このようなことを話すかというと、この物語は、日本が神聖ブリタニア帝国によって植民地化されてしまい、日本という名前を「エリア11」に。
日本人という呼称を「イレブン」と変えられてしまった近未来の日本が舞台のお話なのである。
物語の簡潔なあらすじは、以下のとおりである。
日本侵攻から7年後、日本に住むブリタニア人の少年・ルルーシュ・ランペルージは、謎の少女C.C.(シーツー)から、他人に自分の命令を強制出来る絶対遵守の力「ギアス」を授けられる。ルルーシュは暗殺された母親の仇をとり、妹のナナリーが安心して暮らせる場所を作るため、仮面で素顔を隠して「ゼロ」と名乗り、レジスタンス組織「黒の騎士団」を結成、ブリタニア帝国に対して戦いを挑む。となっている。(一部wⅰkiより抜粋)
とにかく先の展開が見えないハラハラドキドキのロボットものであり、毎度良い所で終わる。
特に第一期の最終回はそこで終わるのかぁと息をのんでしまう。
今作は、第二期のR2と統合して、総集編劇場版として三部作上映された後、10周年記念作品として『コードギアス復活のルルーシュ』として上演された。
劇伴作家を紹介しよう。今回は二人いる。中川幸太郎氏と黒石ひとみ氏だ。
中川幸太郎氏はアニメ、特撮、ドラマ、CMなど色々なものを担当しており、中でも仮面ライダーの中では『仮面ライダー555』『仮面ライダーW』『仮面ライダーOOO』『仮面ライダーウィザード』『仮面ライダードライブ』その後、令和ライダーでも『仮面ライダーリバイス』を担当している。
ドラマでは、財布ステーキで有名な『牡丹と薔薇』の劇伴をはじめ、数々の作品の音楽を担当している。
一方、黒石ひとみ氏は自ら作曲し、Hitomi名義で歌を歌いあげる劇伴などが主流で、本作、コードギアス反逆のルルーシュでもそれは多くに見られる。
『LAST EXILE』などでも、自ら作曲しながら歌うという形で、楽曲提供している。
とても透明感のある美しい歌声で、聴いていてとても癒されたり、時には悲しみを感じさせたりするメロディなので、美しい感動的なシーンなどで使われることが多い。
それでは聞いていただこう。まずはメインテーマと言っても過言ではない『0』(ゼロ)こちらは中川幸太郎氏が担当している。
続いて『Stories』こちらは黒石ひとみ氏の作曲でHitomiとして、自ら歌っている。悲しみを助長するシーンなどのBGMで使われ、色々印象に残っている。
最後は、劇場版三部作の第一部ともいえる『コードギアス 反逆のルルーシュⅠ 興道』のPVを見ながらお別れしよう。