執筆現在(24年8月)まで、ジョジョの奇妙な冒険は第6部までアニメ化されている。
更には、第4部の岸部露伴を主人公にした『岸部露伴は動かない』も実写ドラマ化の後映画化されている。
今回紹介するのは、そんな中でも自分が一番好きな『ジョジョの奇妙な冒険第5部・黄金の風』である。
イタリアに住むジョルノ・ジョバァーナは、ジョースター家の宿敵・DIOの血を継ぐ息子であった。ジョルノは周囲から迫害され、悲惨な少年時代を送っていたが、名前も知らないギャングの男性との出会いを経て「ギャングスター」になるという夢を抱くようになる。
西暦2001年。15歳に成長したジョルノは、イタリアの裏社会を牛耳るギャング組織パッショーネとトラブルになり、組織のブローノ・ブチャラティに襲撃される。2人は同じ能力者、スタンド使いであった。勝利したジョルノは、ブチャラティに「パッショーネのボスを倒し、組織を乗っ取る」という自らの野望を告白し、その想いに共鳴した彼はジョルノを自身のチームに引き入れる。パッショーネは「スタンドの矢」を所持し、多数のスタンド使いを抱えるギャング団であった。
パッショーネに入団したジョルノだったが、正体不明の存在である「ボス」に近づくには組織の中でのし上がっていくことが必要不可欠であった。ジョルノはチームの仲間たちと信頼関係を築いていき、ブチャラティは組織の幹部へと昇格するが、その直後にボスの隠し子である少女・トリッシュの護衛任務を命じられる。トリッシュは組織を裏切った暗殺チームに狙われており、ボスはブチャラティに「娘を守れ」と、組織に「裏切者を狩れ」と命令する。ジョルノたちはトリッシュを守りながらボスの待つヴェネツィアを目指す。(一部wiki抜粋)
今回のアニメ化での劇伴は菅野祐悟。ジョジョでは3部からの常連であり、流石というか、ジョジョの『奇妙さ』加減が出ていて、とても素晴らしい。
基本TVドラマ畑の人で、アニメは最近になってからだ。他の代表作は福山雅治主演の『ガリレオ』や『謎解きはディナーのあとで』。アニメだと『PSYCHO-PASS サイコパス』などがある。
それでは、さっそく劇伴を紹介しよう。
まずは処刑用BGMと言ってもいいほどの名曲『il vento d’oro』
今回のサントラで一番有名なサントラと言っても過言ではない形勢逆転し、攻撃に転じる際に流れる。また、アイキャッチなどでも使われている。
2曲目が『riproduzione』。恐らくラジカセだろう物から流れる『il vento d’oro』のメロディを少し不気味にアレンジしたものである。
さて、今回は5部黄金の風のカッコいいディザーPVを見ながらお別れとしよう。