2011年には累計販売枚数251億7000万枚を突破。「世界一販売枚数の多いトレーディング・カードゲーム」としてギネス認定され、2013年3月には「参加人数が最も多いトレーディングカードゲームトーナメント」としてもギネス認定された。
2019年時点でのメディアミックス(全世界総収益)は2兆7000億円以上を記録する超メガヒットコンテンツとなった。それが遊戯王OCGである。
遊戯王のアニメは、最初東映版(テレ朝系列)で放送され、武藤遊戯を緒方恵美が演じていた。しかし、あまり視聴率が伸び悩み、打ち切りという形で終わる。その後、テレ東で、キャストもスタッフも一新し、この遊戯王OCGを中心にした遊戯王デュエルモンスターズとして生まれ変わる。
本編の放送後も、主人公や舞台を変え、『GX』『5D’s』などとタイトルも変わりながら、今でも続いている。
物語のあらすじは「武藤遊戯」の祖父・武藤双六が世界に4枚しかないとされるレアカード「青眼の白龍(ブルーアイズホワイトドラゴン)」を所持することを知った海馬は、残る3枚の同カードを入手、双六にデュエルを挑み、これに勝利して青眼の白龍のカードを破り裂いた。遊戯は双六のデッキを託され、海馬にデュエルを挑む。ここでのデュエルは「海馬スペシャルルール」と称して行われた。
それからしばらくしたある日、デュエルモンスターズの創造者「ペガサス・J・クロフォード」から遊戯の元へ一通のビデオレターが届く。そのビデオレターに現れたペガサスは、なんとデュエルをすると言い出し、遊戯はテレビの前にカードを置いてデュエルを始める。しかし遊戯の戦略は、全てペガサスに見透かされていた。ビデオの時間切れによって遊戯の敗北扱いとなり、罰ゲームとして祖父・双六の魂がビデオに封印されてしまう。最後にペガサスは、自分が千年アイテム「千年眼(ミレニアム・アイ)」を持っている事を告げて消えていった。双六を救うため、ペガサスが提示した条件であるデュエル大会「決闘者の王国(デュエリストキングダム)」への参加を決意する遊戯。一方、遊戯の親友である「城之内克也」もこの王国に参加したいと言い出す。それは優勝賞金を手に入れ、目の病気に苦しむ妹・静香を救うためであった。(一部wiki抜粋)
劇伴作家を紹介しよう。光宗信吉氏。昔を知るアニメファンには有名な作家で『VSS騎士ラムネ&40炎』『少女革命ウテナ』『アキハバラ電脳組』『ナースエンジェルりりかSOS』など、90年代後半を青春として過ごしたオタクは一度はお世話になった作品ばかりだ。
劇伴を紹介しよう。
ファーストオリジナルサウンドトラック故か、聞き覚えのある楽曲が多いが、その中で一曲。
『熱き決闘者たち』TVアニメを見た人なら、劇的逆転の大一手に繋がるBGMだということはご存じだろう。
次に『飛翔』これは実際流れているところを聞いたわけではないが、ハーピィレディデッキを扱う孔雀舞のデュエルテーマにぴったりな劇伴である。
それでは、最後に最終回のその後を描いた『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』の予告を見てお別れしよう。