長かったワノ国編が終わり、いよいよ最終章と銘打ったエッグヘッド編が始まった。
またネットフリックスでも実写ドラマ化が始まり、現在進行形でアニメが放送中にもかかわらず、最初からアニメを新番組として、現在のクオリティで制作中という企画も出ている。
コミックスも100巻を超え、テレビアニメ放送も1000話を超えている、しかも、98巻の時点でコミックス売り上げが単行本国内累計発行部数が4億冊という快挙を成し遂げたが、依然としてクライマックスが見えないワンピース。
今回は、そんなワンピースのコロナ明けから間もない2022年に上映された『ONE PIECE FILM RED』の紹介だ。
『FILM RED』は、劇場版シリーズ歴代最高の興行収入203、3億円を記録しウタ(Ado)が歌う「新時代」がApple Musicの世界で最も再生されている楽曲のデイリーチャート「トップ100:グローバル」で第1位を獲得した。同チャートで日本の楽曲が1位に輝くのは史上初の快挙である。
この『FILM RED』はワンピース映画劇場版の第15作目で原作者である尾田栄一郎の監修する『FILM』シリーズでは第4作に当たる。スタッフがやたらと豪華で、先ほどチラリと上げたこの作品のメインゲストキャラであるヒロイン『ウタ』のヴォーカル(歌唱パート)が『うっせぇわ』で一躍時の人となったAdo。そして、監督を務めるのが、『コードギアス』や、『スクライド』などエンターテイメント作品に定評がある大人気アニメ監督・谷口吾郎氏。劇伴も通常は田中公平氏だが、今回はPerfume。きゃりーぱみゅぱみゅを大ヒットさせた中田ヤスヒロ氏である。(厳密に言うとFILM GOLDでも音楽を担当している)
あらすじは、音楽の島「エレジア」で、一人の歌手のライブが開催されようとしていた。その歌手の名前はウタ。彼女はこれまで素性を隠したまま歌を発信していたが、その類まれなる歌声は「別次元」と称され、世界中の人々を魅了していた。そのウタが初めて公の場に姿を見せてライブを行うということで、エレジアのライブ会場にはファンの大観衆が集結しており、麦わらの一味も参加していた。そして、遂にウタがステージに姿を現し、ライブが開幕する。
1曲目の終了後、ルフィがステージに降り立ち、ウタに駆け寄り親しげに声をかけた。ルフィとウタは、幼少期にフーシャ村で共に過ごした幼馴染だったのだ。さらに、ウタがシャンクスの娘であることをルフィが話したことで、会場中が騒然となる。そこへウタを狙う海賊たちが乱入するが、ウタは2曲目を歌いながら不思議な能力を操り、瞬く間に海賊を拘束する。その後、ウタはルフィと仲間たちを歓迎し、その不思議な能力でもてなす。
この時、世界中の人を幸せにするためのウタの大きな「計画」が既に始まっていた。そして同じ頃、世界政府や海軍がウタの能力を危険視し、彼女の討伐に動き始めていた。(一部wikiより抜粋)
それでは、そんな物語の世界観を彩る劇伴を紹介しよう。
まずは、ウタとの再会で、昔よくやってたチキンレースをもう一度やるシーンで流れる。『チキンレース』
圧倒的な絶望的状況で登場するウタの父親『その男、シャンクス』
それでは、ONE PIECE FILM REDの予告編を見ながらお別れしよう。